飼い猫と言うものは、狩の出来ない主人に代わってハントして、その獲物を主人の前に差し出すと言う習性があり、我が家の猫達も小動物を捕まえてはドアの前に置くのですが、私は偶然庭で我が家の猫が何かを捕まえようとしているのを目撃しまして、助けようと近づきましたら、何とこの子ウサギでした。
ハント中の猫は真剣ですから手出しが出来ず、結局猫はウサギを銜えてポーチまで走り、そこに置きましたので、それ以上猫に遊ばれては大変と、慌てて捕まえましたが、恐怖のせいか、プランターの隣でじっとおとなしく、掌に乗せてもそのままじっとして写真を撮らせてくれました。
幸いどこにも怪我はなかったので猫を家に入れてから庭に放しましたら、芝生の上でしばらくじっとしていましたが、ピョン、ピョンと、ゆっくり飛んで巣に帰って行きました。

(2008.07.14　m&m記)